自己紹介文
はじめまして、○です。
平成16年9月27日に”出産”という人生の神秘的
大イベントを無事遂行しました。
命名:栞慧(しえ)
誕生日:平成16年9月27日 PM9:45
性別:女の子
体重:2294g
身長:46cm
出生場所:自宅
予定日より1日早い出産のわりには、(私に似て)
スレンダーなボディでございます。
早産による、低体重児ではないので、(私に似て)
元気いっぱいでございます。
・・・ん? 自宅出産?
なんと、超~安産だったため、力んだら、おうちの
ベッドで生まれちゃいました。
産婆さんは、旦那と実家の母(もちろん医師免許なし)
陣痛が始まって、1時間30分後の出産です。
通常、初めての赤ちゃんの場合、陣痛から12時間以上
かかるらしいので、シューマッハ並のスピード出産。
陣痛の始まる1時間前に、破水と陣痛の兆候があったため
病院で検診してもらっったところ、破水は勘違いで、陣痛も
単なるお腹の張りの痛みとの結果に、一時帰宅。
しかし、帰宅直後に痛みがひどくなり本当の陣痛が来襲!
(その時は気づいていない)
「陣痛は、お腹の張りの痛みと違ってすっごく痛いの。
7分間隔で激痛がきたら、再度お見えになってください」
と病院で言われたので、この痛みは本当に陣痛なのかな?
陣痛ってもっと痛いのかな?など、考えつつ、ストップ
ウォッチ片手に痛みの間隔を測定していたら、10分、7分、
5分、3分、2分、1分。。。数える毎にカウントダウン
痛みに耐える私の腰を、旦那と母が交代でさすってくれています。
いたぁいぃぃぃ・・・・ん・・・ん・・・
私:「あ、赤ちゃん出ちゃった・・・」
家族:「エーーーーーッ」
さあ、たいへんだ!
旦那:「頭が出てるぅぅ」
母:「どうしましょう、どうしましょう(困惑状態)」
旦那:「首にへその緒が巻かれてる(それも2周半も)」
(↑ 冬ソナのヨン様仕様の赤ちゃん)
母:「外さなきゃ!(なぜか3周目を巻いている:錯乱状態)」
旦那:「お母さん、余計に巻きつけてる!!」
旦那:「病院に電話だ!」
病院もびっくり、救急車で搬送するようにという指示に
119番に電話。
旦那の119電話:「自宅で出産しました。頭がもう出ています。
へその緒はつながっています!」
(ん?まだ、頭しか出てないの?じゃあ体も出すよ)
私:「・・・ん・・・(もう1回、力む)」
母:「あ、全部でてきたよ!」
そして・・・産声が・・・「・・・ぉ、ぎゃぁぁ、おぎゃぁ」
119の電話で、応急処置方法をあおぐ旦那。
冷静に、ベッド汚れちゃったよ、でも入院費が安くなるはずだし
ういたお金で買い換えようと考えている妻。
うまれた、ないてる、よかった、がんばった、だいじょうぶ、と
とりあえず単語を並べる母。
私たちの住んでいるところは、旦那の社宅です。
救急車の登場に注目の的はいうまでもなく、近所の奥様の
見守る中、「自宅出産しちゃいました」と、笑顔で手をふる
私をのせ救急車は病院へ。
初めて救急車に乗ります。こんな機会はめったにないから
救急車の中を記念に撮ろうと思いデジカメを手に。
しかし、エレベータのないこの家の3Fから、この重い私を
搬送したため汗だくになった救急隊員さんを見ていたら
撮る気が失せてしまいました。
自宅出産から15分後、病院に到着。
へその緒(平均より倍も長い96cm)をきり、胎盤をとりだし
無事、出産は完遂。
怒涛のような数時間を過ごしました。
特に経験しなくてもいいような経験をさせて頂きました。
栞慧、旦那、母、私、みんながんばりました。
熱を奪われ、冷えていくちっちゃな体で、肺呼吸を開始し
産声を上げる。胸でだっこすると本能的におっぱいを
捜して手を伸ばし、ちゅぱちゅぱするしぐさ。
生まれながらにして、生命力のすばらしさを教えてくれた
愛娘について、日記を書いてみようと思います。
興味のあること
スノーボード,育児,祭